乳首弄れメロス
乳首弄れメロス
メロスは激怒した。必ず、かの放蕩淫乱の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども乳首に対しては、人一倍に敏感であった。
きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此の○○クスの市にやって来た。メロスには父も、母も無い。乳はある。女房も無い。乳房はある。十六の、内気な妹と二人暮しだ。
この内気で乳輪の大きな妹は、村の或る律気で絶倫な一牧人を、近々、花婿として迎える事になっていた。結婚式とその初夜も間近かなのである。メロスは、それゆえ、花嫁の衣裳(ラスオリみたいなやつ)やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。
歩いているうちにメロスは、まちの様子を怪しく思った。もじもじしている。もう既に日も落ちて、まちのいやらしいのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに色めき立っている。のんきなメロスも、だんだんもじもじして来た。路で逢った前かがみの若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、勃起したとて堂々として、まちは穏やかであった筈だが、と質問した。
若い衆は、カリ首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺に逢い、こんどはもっと、Sっ気を強くして質問した。老爺は答えなかった。メロスは両手で老爺の乳首をいじって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる射精で、わずか答えた。
「王様は、人をハメ殺します。」
「なぜハメ殺すのだ。」
「悪女を抱いている。というのですが、誰もそんな、悪女を抱いては居ませぬ。」
「たくさんの人をハメ殺したのか。」
「はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身の世継ぎを。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから、皇后さまを。それから、賢臣のアレキス様を。」
「おどろいた。国王はご乱行か。」
「いいえ、乱行ではございませぬ。人で、達することができぬ、というのです。このごろは、臣下の感度をも、お疑いになり、少しく派手な絶頂をしている者には、人質ひとり差し出すことを命じております。ご命令を拒めば十字架にかけられて、ハメ殺されます。きょうは、六人ハメ殺されました。」
聞いて、メロスは激勃起した。
「熟れた王だ。イカさずには置けぬ。」
メロスは、単純な男であった。ディルドを、背負ったままで、のそのそラブホテルにはいって行った。たちまち彼は、巡邏の警吏に緊縛された。調べられて、メロスのパンツからは短剣がむくっと出て来たので、乱交騒ぎが大きくなってしまった。メロスは、王の前に引き出された。
「このえっちな短刀で何をするつもりであったか♡ 言え♡」
暴君ディオニスは静かに、けれども威厳をもって問いつめた。その王の顔は紅潮し、乳首まわりの皺は、刻み込まれたように深かった。
「ん……市をっ……♡暴君の手から救うのだっ……♡」
と、メロスは乳首を弄りながら答えた。
「おまえがか?」
王は、顔射した。
「仕方の無いやつじゃ。おまえには、わしの孤独がわからぬ。」
「言うな!」
とメロスは、いきり立ってチン媚びした。
「人のアナルを疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。王は、民のケツマンコをさえ疑って居られる。」
「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人のアナルは、あてにならない。人間は、もともと性慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。」
暴君は落着いて深イき、ほっと精液を出した。
「わしだって、いちゃラブセックスを望んでいるのだが。」
「なんのためのいちゃラブセックスだ。自分の乳首を守る為か。……ッッッ♡」
こんどはメロスが甘イキした。
「膣経験の無い人をハメ殺して、なにがいちゃラブセックスだ。」
「だまれ、粗チンの者。」
王は、さっとちんぽを挙げて報いた。
「口では、どんな清らかな事でも言える。わしには、人の腹綿の奥底が見え透いてならぬ。おまえだって、いまに、磔になってから、泣いて媚びたって聞かぬぞ。」
「ああ、王はメンヘラだ。病んでいるがよい。私は、ちゃんとイキ果てる覚悟で居るのに。チン媚びなど決してしない。ただ、──」
と言いかけて、メロスはディルドに視線を落し瞬時ためらい、
「ただ、私と情交したいつもりなら、処刑までに三日間のオナ禁を与えて下さい。たった一人の妹に、亭主と激甘イチャラブチン媚無様セックスを教えてやりたいのです
私はムラムラでドスケベ結婚式を挙げさせ、必ず、ここへ帰って来ます。」
「ばかちんぽ♡」
と暴君は、淫らな声で妖艶に笑った。
「とんでもない嘘を言うわい♡放った精液が帰って来るというのか♡」
「……ッ♡そうです…帰って来るのれしゅっ♡」
メロスは全裸で土下座した。
「私は約束を守ります。オナ禁を、三日間だけ許してください。妹が、イチャラブチン媚初セックスを待っているのです。そんなに私を信じられないならば、この市にセリヌンティウスという石化エ○絵師がいます。私の無二のセフレだ。あれを肉ディルドとしてここに置いていこう。
私がイってしまって、三日目の日暮まで、意識が戻って来なかったら、あの友人を首絞ックスしたあとイキ殺してくだひゃいっ♡おねがいしまずっ♡」
それを聞いて王は、残虐な気持で、そっとクソ喘いだ。甘イキなことを言うわい。どうせオナ禁できないにきまっている。この嘘つきに騙された振りして、放してやるのも面白い。そうして身代りの男を、三日目にイキ殺してヤるのも気味がいい。人は、これだから信じられぬと、わしはアヘ顔して、その身代りの男をジャック・オー・ポーズ刑に処してやるのだ。世の中の、超イキ者とかいう奴輩にううぅぅん♡と見せつけてやりたいものさ。
「おねだりを、聞いた。その肉ディルドの身代わりを呼ぶがよい。三日月には日没までに焦らしプレイで我慢汁を汗水のごとく垂らしながら帰って来い、おくれたら、その身代わりを、きっとハメ殺すぞ。ちょっとおくれてイクがいい。おまえの罪は、永遠にゆるしてやろうぞ。」
「ナニ、ナニをおっしゃる。」
「はは、いのちが大事だったら、おくれてイけ、おまえのドスケベな心は、わかっているぞ。」
メロスは今更下半身口惜しく、涎を垂らした。モノが欲しくて欲しくて仕方なかった。
馬並の友、セリヌンティウスは、深夜、ラブホテルに召された。暴君ディオニスの面前で、佳き友と佳き友は、二年ぶりに夜の営みを楽しんだ。オナ禁をするとは言ったがセックスをしないとは言っていない。人に見られながらする情交は格別な味がした。
諸々が済んだ後メロスは、友に一切の事情を語った。頭が働かぬセリヌンティウスは無言で頭とちんぽを下げ、メロスをひしと抱きしめた。友と友の間は、それでよかった。セリヌンティウスは、いつの間にか縄打たれた。メロスは、すぐに出発した。
初夏、満天の星である。
メロスはその夜、絶頂もせず十里の路を急ぎに急いで、村へ到着したのは、翌る日の午前、陽もちんぽの角度も既に高く昇って、村人たちは野に出て見せつけ変態セックスをはじめていた。メロスの十六の妹も、きょうは兄の代りにチン媚びセックスをしていた。よろめいて歩いて来る兄の、我慢汁いっぱいの姿を見つけて驚いた。そうして、うるさく兄にメスガキ煽りを浴びせた。
「なんでもっっっ…♡無いっ♡」
メロスは無理に笑おうと努めた。
「市に用事を残して来たのお♡またすぐ市に行かなければならぬのおおぉぉぉぉ♡あす、おまえのドスケベ結婚式を挙げる♡絶頂もドスケベ結婚式も早いほうがよかろう♡」
妹は股をしめらせた。
「うれしいか。マイクロビキニも買って来た。はぁ…ッ♡、これから行って、んふぅ…♡、ムラムラした人たちに知らせて来い。ドスケベ結婚式は、あすだと…♡。」
メロスは、また、びくびくと歩き出し、家へ帰って神々の祭壇を玩具で飾り、発情する香を調え、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い絶頂に達してしまった。触っていないのだから自慰ではない。ノーカンである。
眼が覚めたのは夜だった。メロスは起きてすぐ、催眠解除音声を聴いて花婿の家を訪れた。そうして、少し事情があるから、ドスケベ結婚式を明日にしてくれ、と頼んだ。雄の匂いをムワッ♡と漂わせて裸体にカソック1枚を身にまとった婿の牧人は驚き、それはいけない、こちらには未だちんぽもアナルの仕度も出来ていない、金玉に精液がたぷんたぷん♡に溜まるまで待ってくれ、と答えた。メロスは、待つことは出来ぬ、どうか明日にしてくれ給え、と更にちんぽを菊穴に押しつけた。婿の牧人のアナルも頑強であった。なかなか侵入を許してしてくれない。どうにかぬぷぷ♡とこじ開け、夜明けまで四十八手を続けて、やっと、何故か乱入してきた婿と牧人のちんぽをなだめ、精液を吐き出させ、しまいにはトコロテン絶頂させた。
ドスケベ結婚式は、真昼に行われた。新郎新婦の、神々への宣誓と公開セックスが済んだころ、黒雲が空を覆い、ぽつりぽつり雨が降り出し、やがて車軸を流すような大雨となった。祝宴に列席していた雄と雌の臭いを纏わせた村人たちは、何か不吉なものを感じたが、それでも、めいめい気持を引きたて、狭い家の中で、ムワッと蒸し暑いのもこらえ汗だく集団交尾をし、陽気に男女問わず腰を使い、手コキと手マンを拍った。メロスも、満面にアヘ顔を湛え、しばらくは、王とのオナ禁の約束をさえ忘れていた。
祝宴は、夜に入っていよいよ乱れ華やかになり、人々は、外の豪雨を全く気にしなくなった。メロスは、一生このままここにいたい、と思った。この淫らな人たちと生涯暮してイきたいと願ったが、いまは、自分のからだで、自分のものでは無い。ままならぬ事である。メロスは、わが身に鞭打ち、ついに出発を決意した。あすの日没までには、まだ十分の時が在る。ちょっと一眠りして、それからすぐに出発しよう、と考えた。その頃には、雨も小降りになっていよう。少しでも永くこの家に愚図愚図とどまっていたかった。メロスほどの男にも、やはり未練の劣情というものは在る。
今宵呆然、チン媚びフェラオナニーの余韻に酔っているらしいドスケベ花嫁に近寄り、
「おめでとう。私は疲れてしまったから、ちょっとご免こうむっていちゃラブセックスしたい。眼が覚めたら、すぐに市に出かける。大切な用事があるのだ。私がいなくても、もうおまえには優しいご主人様があるのだから、決してセックスレスになることは無い。おまえの兄の、一ばんきらいなものは、遅漏と、それから、NTRだ。おまえも、それは、知っているね。ご主人様との間に、どんな秘密でも作ってはならぬ。毎夜、全裸でドスケベチン媚びダンスをするのだ。おまえに言いたいのは、それだけだ。おまえの兄は、たぶんエロい男なのだから、おまえもその誇りを持ってイけっ……♡。」
花嫁は、夢見心地でポルチオアクメをキメた。
メロスは、それから花婿のチンポをしゃぶって
「仕度の無いのはお互さまさ。私の家にも、宝といっては、妹とメスケモの羊だけだ。他には、何も無い。全部あげよう。もう一つ、メロスのドスケベ肉便器になったことを誇ってくれ。」
花婿はチン揉みして、てれていた。メロスは笑って村人たちにも尺八して、乱パから立ち去り、エロ羊小屋にもぐり込んで、睡眠姦ものの時の女優くらい深く眠った。
眼が覚めたのは翌る日の薄明の頃である。メロスと朝勃ちちんぽは跳ね起き、南無三、寝過したか、いや、まだまだ大丈夫、これからすぐに出発すれば、約束の刻限までには十分間に合う。きょうは是非とも、あの王に、人のアクメの存するところを見せてやろう。そうして笑って偽牝台に上ってやる。メロスは、悠々と身仕度をはじめた。雨も、いくぶん小降りになっている様子である。身仕度は出来た。さて、メロスは、ぶるんと乳房を大きく振って、雨中、スズキ・チクニー(チクニーにより駆動する車)に乗り込んだ。
私は、今宵、ハメ殺される。ハメ殺される為にオナるのだ。身代りの友を救う為に走るのだ。王の放蕩淫乱を打ち破る為に走るのだ。走らなければならぬ。そうして、私はハメ殺される。若い時から貞操を守れ。さらば、ヴァージン。若いメロスは、つらかった。幾度か、立ちどまりそうになった。オン♡、オン♡と大声挙げて自身を叱りつけた。
オナ禁を破ってはならぬと。
ラブホ街を出て、ソープを横切り、新宿歌舞伎町をくぐり抜け、隣ホに着いた頃には、潮も止み、日は高く昇って、そろそろアツくなって来た。メロスは額の汗をチンポで払い、ここまで来れば大丈夫、もはや故郷への未練は無い。妹たちは、きっと佳い夫婦になるだろう。私には、いま、なんの気がかりも無い筈だ。まっすぐにラブホに行き着けば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要も無い。ゆっくりオナろう、と持ちまえの淫猥さを取り返し、好きな小歌(さくらんぼ 上原亜衣ver.)をいい声で歌い出した。
チンチンぶらぶら歩いて二里んっんっんっ、うっ……ふぅ……イき三里んっんっ、うっ……あっあっあっ……ああっ……ふぅ……イき、そろそろ全里程の半ばに到達した頃、降って湧いた災難、メロスのチクニーは、はたと、とまった。見よ、前方のガバマンを。きのうの豪雨で巨女のマン地は氾濫し、マン汁が濁流滔々とクリに集り、猛勢一挙に橋を破壊し、どうどうと響きをあげるマン汁が、木葉微塵に橋桁を跳ね飛ばしていた。
彼は茫然と、前かがみになった。あちこちと眺めまわし、また、声を限りに呼びたててみたが、種付けおじさんは残らず浪にさらわれて影なく、デカチン黒人の姿も見えない。流れはいよいよ、ふくれ上り、海のようになっている。メロスは太ももにうずくまり、男泣きに泣きながらゼウスに股を開いてチン媚びした。
「ああ、鎮しずめたまえ、荒れ狂うマン汁を! 時は刻々に過ぎて行きます。金玉も既にパンパンです。あれが射精てしまわぬうちに、ラブホに行き着くことが出来なかったら、あの佳いセフレが、私のためにイキ死ぬのです。」
アク流*は、メロスの喘ぎをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、煽り立て、そうして時は、刻一刻と消えて行く。今はメロスも覚悟した。イくの、がまん……ンッ、する♡できるッ♡ あっ、アプロディーテー、エロースも見てて♡ アク流にも負けないっ、ケツとチンポの偉大な力♡いまこそ見せてやるぅ♡ メロスは、ざんぶと流れに飛び込み、大蛇の肉壺のようにのた打ち荒れ狂う浪を相手に、必死のイキ我慢を開始した。満身の力をPC筋にこめて、押し寄せ渦巻き引きずる流れを、なんのこれしき♡と掻きわけ掻きわけ、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿には、エロースもざ~こ♡と思ったか、ついに憐愍を垂れてくれた。イキ流されつつも、見事、対岸の樹木の幹に、すがりつく事が出来たのである。ありがたい。メロスは馬のように大きな胴震いを一つして、イキ潮も拭かずにすぐにまた先きを急いだ。
* アクメの濁流。デリケート三角州に多く、殆どがマン汁の氾濫を伴う。
快進撃を続けていたスズキ・チクニーはぷすん♡と黒煙をどっぷりと吐き出して動かなくなった。メロスのチクニーの前に耐えられなかったようである。愛車を失い、ショックからオナ禁の約束を破らない程度に乳首やイチモツを服に擦り付けてはもぞもぞと立ち止まっていたメロスであるが、一刻といえども、むだには出来ない。かれこれ四度目の絶頂を数える頃には陽は既に西に傾きかけている。アダルトビデオの邪魔な男優くらいぜいぜい荒い呼吸をしながら峠をのぼり、のぼり切って、ほっとした時、突然、目の前に一隊の立派な肉体をした山賊が躍り出た。
「チンチン。」
「何をするのだ。私は陽の沈まぬうちに淫乱放蕩のデスアクメ王城へ行かなければならぬ。放せ。」
「どっこいこの元気になったモノは放さぬ。我慢汁全部とその可愛いピンク色のスズキ・チクニーも置いて行け。」
「私には貞操の他には何も無い。その、たった一つの貞操も、これからえっちな王にくれてやるのだ。」
「その、貞操が欲しいのだ。」
盗賊の瞳には、危うさと、どろりとした情欲の炎が灯っていた。
山賊たちは、ものも言わず一斉に珍棒を振り挙げた。メロスはひょいと、からだを折り曲げ、エロトラップダンジョンのスライムの如く身近の一人に襲いかかり、その珍棒を握って、
「気の毒だが王のためだ!」
と猛然挿入、たちまち、三人をキッツキツ♡尻マンコで搾精、その発する波動によって残る者の甘イキの隙に、さっさと走って峠を下った。一気に峠を駈け降りたが、流石に疲労し、折から午後の灼熱の太陽がまともに、じんわり……♡むら……♡むら……♡と照って来て、メロスは幾度となく発情を感じ、感じてはならぬ、と気を取り直しては、よろよろ二、三歩あるいて、ついに、がくりとちんぽと膝を折った。
勃ち上る事が出来ぬのだ。天を仰いで、くやし泣きに泣き出して敗北アクメションを漏らした。ああ、あ、マン流を泳ぎ切り、山賊を三人も撃ちハメし韋駄天、ここまで突破して来たメロスよ。真の勇者(へんたい)、メロスよ。今、ここで、疲れ切って動けなくなるとは情けな〜い♡ざーこ♡ざーこ♡ざこちんぽ♡。
愛するセフレは、おまえを信じたばかりに、やがてイキ殺されなければならぬ。おまえは、稀代の不貞の人間、まさしく王の思う蜜壺だぞ、と自分の乳首を捻ってみるのだが、全身萎なえて、もはや芋虫ほどにも勃起かなわぬ。路傍の草原にごろりと寝ころがった。チン体疲労すれば、情欲も共にやられる。もう、どうでもいいという、勇者(へんたい)に不似合いな不貞腐れた根性が、精巣の隅に巣喰った。
私は、これほど努力したのだ。約束を破る心は、みじんも無かった。神も照覧、私はオナ禁を守り抜き、文字通り精一ぱいに努めて来たのだ。動けなくなるまでオナったりなかよしして来たのだ。私は不貞の徒では無い。ああ、できる事なら私の尻を截ち割って、真紅の薔薇をお目に掛けたい。愛と愛液だけで別の生き物の様に蠢き、今も妹の伴侶や村人、ゼウス、盗賊たちの精を消化しているこの搾精括約筋を見せてやりたい。
けれども私は、この大事な時に、精も液も尽きたのだ。私は、イクイク♡不幸な男だ。私は、きっとメスガキに笑われる。私のぷりっ♡としたちんちんも笑われる。私はエロ友を欺いた。中で折れるのは、はじめから何も挿入しないのと同じ事だ。
ああ、もう、どうでもいい。これが、私の定った運命なのかも知れない。セリヌンティウスよ、断罪ックスをしてくれ。君は、いつでも私を信じた。私も君で、オナらなかった。
私たちは、本当に清い友と友であったのだ。なんどだって、暗く濁った感情を、お互い夜の褥でぶつけ合った。
いまだって、君は私を無心に犯したがっているだろう。ああ、パイズリ素股全身コキされたがっているだろう。ありがとう、セリヌンティウス。よくも私に悦びをくれた。それを思えば、たまらない。友と友の間の信実マウントは、この世で一ばん誇るべき宝なのだからな。
セリヌンティウス、私は乳首弄ったのだ(スズキ・チクニーはチクニーで動くからね)。君を欺くつもりは、みじんも無かった。信じてくれ! 私は急ぎに急いでここまで来たのだ。淫猥なマン汁洪水を突破した。山賊のジョン・ディックからも、パコパコ抜いて一気に峠を駈け降りて来たのだ。私だから、出来たのだよ。ああ、この上、私に望み給うな。放置プレイしてくれ。どうでも、いいのだ。私は敗北無様射精したのだ。だらしが無い。笑ってくれ。
王は私に、ちょっとおくれてイけ、と耳舐めバイノーラルささやきASMRをした。おくれたら、身代りをイキ殺して、私のオナニーを許してくれると約束した。私は王の卑猥を憎んだ。けれども、今になってみると、私は王の言うままになっている。私は、おくれてイくだろう。王は、セリヌンティウスをNTRって私を笑い、そうして事も無く私を放置プレイするだろう。そうなったら、私は、死ぬよりつらい。私は、永遠にNTRれ者だ。地上で最も、不名誉の人種だ。セリヌンティウスよ、私もイクぞ。君と一緒にイかせてくれ。君だけは私とイってくれるにちがい無い。いや、それも私の、ひとりよがりか?
ああ、もういっそ、ドスケベ性奴隷として生き伸びてやろうか。村には私の家が在る。ぷにあなDXも居る。妹夫婦は、まさか私を村から追い出すような事はしないだろう。チンポだの、アナルだの、マンコだの、考えてみれば、くだらない。何だか知らないがとにかく気持ちいい。それが人間世界の定法ではなかったか。ああ、何もかも、ばかばかしい。私は、醜いドスケベセックスマシーンだ。どうとも、勝手にするがよい。やんぬるかな。── 四肢を投げ出して、うとうと、まどろんでしまった。あと尻からなんか垂れて来た。
ふと耳に、ブロンブロン、と、エンジンが鳴り響く音が聞えた。そっと頭をもたげ、息を呑んで耳をすました。すぐ足もとで、車が停められているらしい。ガックガクの足腰でよろよろ起き上って、見ると、丘の下からドッドっと、何か小さく囁きながらスズキ・チクニーが呻いているのである。そのチクニーに吸い込まれるようにメロスは車体に乗り込んだ。
ほうと長い発情息が出て、夢精から覚めたような気がした。走れる。行こう。丁度中には発情薬も置いてある。
肉体の疲労恢復と共に、わずかどころではない希望が生れた。
義務遂行の希望である。馬並肉ディルドに喘ぎ、王と3Pする希望である。女陰は蜜を垂れ流し、陰茎は羅針盤の如くそそり立っている。
日没までには、まだ間がある。私を、嬲り穢したい人がいるのだ。手塩にかけて、静かに調教開発してくれた友(へんたい)がいるのだ。
私は、発情されている。私の貞操なぞは、問題ではない。土下座チンキスSMプレイで詫びる、などと気のいい事は言って居られぬ。私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。乳首弄れ! メロス。
そもそも監視がいる訳でもないのだからチクニーしてもバレる訳がないのだ。
私は信頼されている。私は信頼されている。先刻の、あの夢魔の囁きは、あれは淫夢だ。悪い淫夢だ。忘れてしまえ。金玉が疲れているときは、ふいとあんな淫夢を見るものだ。メロス、他はともかく、それはおまえの恥ではない。やはり、おまえは真の変態だ。再びチクニーで走れるようになったではないか。ありがたい!私は、性技の士として死ぬ事が出来るぞ。ああ、いきり勃つ。ぐんぐんいきり勃つ。待ってくれ、ゼウスよ。私はマンコから生れた時から正直な男であった。正直な男のままにしてイかせて下さい。
ラブホの壁に飛び込み、押し砕き、メロスは快楽の稲妻のように走った。個室の逢瀬の、その逢瀬のまっただ中を駈け抜け、カップルの人たちを仰天させ、ペットプレイを轢き殺し、受付を飛び越え、少しずつ込み上げてくる精液の、3000倍も早く走った。
エチマンの旅人と颯っとすれちがった瞬間、キツキツなパイ間でもみもみとはさんだ。
「いまごろは、あの男も、種付けによがっているよ。」
ああっ♡、そ(のおと)こ♡、そ(のおと)こ♡のために私は、いまこんなに先走っているのだ。
その男をイキ狂ってよがり死なせてはならないいいっ♡
急げ♡メロス♡おくれてはならぬ。愛と誠とドスケベの力を、いまこそBPOに知らせてやるがよい。変態だとかは、どうでもいい。メロスは、いまは、マジで全裸体であった。呼吸も出来ず、二度、三度、鈴口から潮が噴き出た。見える。はるか向うに小さく、〇〇クスの市の塔楼が見える。塔楼は、エロ夕陽を受けてぬらぬらと光っている。
「ああ、メロス様。」
乳首をつねられてうめくような声が、風と共に聞えた。
「誰だ。」
メロスは己の乳首を刺激しながら尋ねた。
「フィロストラトスでございます。貴方のお友達セリヌンティウス様の弟子でございます。」
その若い石工も、メロスの乳首を弄りながら叫んだ。
「もう、駄目でございます。むだでございます。イこうとするのはやめて下さい。もう、あの方の乳首を開発することは出来ません。」
「いや、まだ乳首は沈まぬ」
「ちょうど今、あの方が陥没乳首になるところです。ああ、あなたは遅かった。おうらみ申します。ほんの少し、もうちょっとでも、感度が高かったなら!」
「いや、まだ乳首は沈まぬ」
メロスは(引っ張られた乳首で)胸の張り裂ける思いで、赤く大きい乳房ばかりを見つめていた。コリコリして走るより他は無い。
「やめて下さい。走るのは、やめて下さい。いまはご自分の乳首が大事です。あの方は、あなたを信じて居りました。ラブホに引き出されても、平気でいました。王様が、さんざんあの方を言葉責めしても、メロスは来ます*、とだけ答え、強いチンチンを持ちつづけている様子でございました。」
* 原文:cum
「それだからっ♡チクる(乳首をこねる)のだっ♡信じられているからチクる(乳首を、こねる)のだっ…♡あっ…ちょっとイクっ…!
……間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。人の命もスケベも警察も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいオチンポみたいなものの為に乳首をこりっ♡こりっ♡とこねているのだ。ついて来い! フェラストラトス!」
「ああ、元からとはいえあなたは気が狂ったか。それでは、うんとチクる(乳首をこねる)がいい。ひょっとしたら、間に合わぬものでもない。チクる(乳首をこねる)がいい。」
イクにや及ぶ。まだ乳首は沈まぬ。最後の精力を尽して、メロスは乳首をシコりながら走った。メロスの頭は、からっぽだ。チクニー以外考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな快感にひきずられて走った。
陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、メロスは最新型のスズキ・チクニーの如く刑場に突入した。間に合った。
「待て。その人をハメ殺してはならぬ。メロスが帰って来た。オナ禁の約束のとおり、一度もオナらず、いま、帰って来た。」
と大声で刑場のハメ殺しを今かと待ち望むエロ群衆にむかって叫んだつもりであったが、喉がつぶれて嗄たダンディな声が幽かに出たばかり、むらむらの高まった群衆は、ひとりとして彼の到着に気がつかない。誰も見ていないならばと、釣られてむらむらの高まったメロスは乳輪を外周からゆらりとなぞる様に可愛がる。すでにXの字のよく見る磔の柱が高々と立てられ、縄を打たれた自主的に女豹のポーズを取っていたセリヌンティウスは、徐々に釣り上げられてゆく。メロスはそれを目撃して最後の勇、先刻、精液の濁流を泳いだように群衆を掻きわけ、掻きわけ……ん…♡偶然不可抗力で乳首が擦れて三度ほどしっかりイきながらも掻きわけ
「私だ、刑吏! ハメ殺されるのは、私だ。メロスだ。彼を肉人形の人質にした私は、ここにいる!」
と、かすれた声で精一ぱいに叫びながら、ついに磔擬牝台に昇り、釣り上げられてゆく友の両足に、まるでフェラ前の陰茎に当然そうするように、淑女の如き口づけを落とした。群衆は、どよめいた。あっぱれ。とうとい。ゆるせ、と口々にわめいた。稀代の石化絵師セリヌンティウスの縄は、ほどかれたのである。
メロスは、勃起していた。
「セリヌンティウス。」
メロスは乳首に汗を浮かべて言った。
「私の乳首をシコれ。ちから一ぱいに乳首をシコれ。私は、途中で一度、悪い淫夢を見た。君がもし私をシコってくれなかったら、私は君と気持ちよくなる資格さえ無いのだ。シコれ。」
セリヌンティウスは、すべてを察した様子で乳首肯(うなず)き、刑場いっぱい❤️に鳴り響くほど音高くメロスの乳首をつねった。しゃぶってから優しく微笑み、
「メロス、私を嬲れ。同じくらい音高く私のモノをしゃぶれ。私はこの三日の間だけ、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、初めて君を疑った。君が私を嬲ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」
メロスは腕に唸りをつけてセリヌンティウスの乳首をなぞった。
「膣内射精感謝、友よ。」
二人同時にイキ、ひしと射精(だ)し合い、それから嬉しイキにオホオホ声を放って泣いた。
群衆の中からも、喜悦の声が聞えた。暴君ディオニスは、群衆の背後から二人の痴態を、まじまじと視姦していたが、やがて静かに二人に近づき、乳首をあからめて、こう言った。
「おまえらの望みは叶ったぞ。おまえらは、わしの不感症に勝ったのだ。乳首イキとは、決して空虚な満足ではなかった。どうか、わしをもイカせてはくれまいか。どうか、わしの乳首をシコって、おまえらの仲間の一人にしてほしい。」
ひとりの少女が、緋のマントをメロスに捧げた。メロスは、まごついた。佳き友は、気をきかせて教えてやった。
「メロス、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛い娘さんは、メロスの裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。」
勇者は、ひどく赤面した。
(古伝説と、シルレルの詩から。)
となりほ
チンポ
チンポ
ありがとう